株式会社元気ジャパンでドライバーとして働く小坂 歩さん。未経験からドライバーとして独り立ちするまでのプロセスや、今後の抱負を伺いました。
インタビュー前編はこちら。
ートラックドライバーというと男性中心と印象もありますが、女性も十分活躍できるのですね。
小坂:子育て中の女性にとっては、会社選びは重要かもとは思います。その点では、私は本当に元気ジャパンで働いてよかった!と思っていますね。
「絶対にここで働きたい!私を採用してくれたらいい仕事をします!」と会社側にはアピールしつつも、子どものお迎えなどで、働ける時間には制約がありました。働き始めの段階は、配送をいち往復だけして、昼過ぎには終わるくらいの段取りにして、その後は洗車など会社でできる仕事をさせてもらって、お迎えの時間に間に合うよう調整してもらっていました。そこから徐々に慣れて配送の仕事の比重を増やして現在に至ります。
その他は、娘がまだ保育園に通っていた頃、年末は朝8時からしか預けられないということがありました。荷物を受け取る工場には朝8時にトラックで到着しなくてはいけなかったので、保育園に送ってから出社すると、どうしても間に合わないんですよね。その時に、会社の他のスタッフが、先に工場までトラックを走らせてくれて、途中で待ち合わせして交替してもらったことがありました。大雪の日に、子どもを学校に車で送っていかなくてはいけない時にも同じように替わってもらったことがあって、本当にサポートが有難かったです。
元気ジャパンには私を含めて5名、女性のドライバーがいるのですが、皆さん、お子さんが成人しているくらいなので、私より子どもの年齢が小さい人はいないんです。だから私は助けてもらうばかりの立場で、我が家より子どもが小さい女性が入社してきたら、同じようにサポートしたいって思いますね。お子さんがいるいないに関わらず、他のドライバーを私が助けられるように、色んな仕事を覚えていきたいです。たとえば、私はウィング車(荷台部分を開閉することができる形状のトラック)に乗っているのですが、平車など他の車にも乗れたらいいなと思います。これまで皆さんから受け取った恩を、会社にも、これからドライバーになる人たちにもどんどん還元していきたいなと考えています。
トラックドライバーって一人の仕事だと思われがちですが、やっぱりチームワークが大事なんですよね。「この間は助けてもらったから、今回は私が頑張るね」みたいに思える人に向いている仕事なんじゃないかと思います。
ープライベートはどのように楽しまれていますか?
小坂:お休みの前日は、翌日のことを気にせずにお酒が飲めることが嬉しいですね。休みの日は、子どもの習い事の送迎で県外まで行くことも多いですし、その道中にママ友と道中にお喋りするのも楽しいです。娘は、「いつかトラックに乗りたい」と言ってくれたので、「じゃあ将来、一緒に働こうか」と話しています。私の仕事を何となく理解してくれているのだとしたら励みになります。
ー今後、トラックドライバーを目指す人に向けてメッセージをお願いします。
小坂:もし「働いてみたいけど、どうしよう」と悩んでいるのなら、「やってみると楽しいから、ぜひ元気ジャパンにきてください!」と声をかけたいです。とてもいい職場ですし、大歓迎です。一緒に仕事ができる日をお待ちしています!
(text by Yuka Shingai)