運転中の絶景スポットや、おすすめグルメは? 現役トラックドライバーに聞きました

短距離から長距離まで、日々トラックを走らせるドライバーの皆さんは、各地の交通事情や、土地ごとの特色に詳しいプロフェッショナル。行く先々で、ご当地グルメを楽しむこともあるようです。

その中でも山口県内のおいしいものや、運転して気持ちのよい絶景スポット、運転業務中のリフレッシュ方法などを尋ねてみました。

山口県おすすめグルメは瓦そばとふぐ!!

「山口県の美味しいものといえば?」の問いに、最も票を獲得したのは、山口県を代表する郷土料理の「瓦そば」でした。下関市の川棚温泉を発祥の地とする、熱々の瓦の上に茶そばや錦糸卵、牛肉などをのせて提供する料理です。

出典:農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_30_yamaguchi.html)

家庭料理としても、小・中学校の給食としても馴染みの深い瓦そばは、県内の飲食店ではもちろん、お土産として空港や駅などでも販売されています。

瓦そばと並んで人気が高かったのは、山口県を代表する「ふぐ」。

出典:農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/43_30_yamaguchi.html)

刺身、から揚げ、鍋などで主に冬の味覚として愛されるふぐ。スーパーマーケットでも日常的に手に入るのが山口県ならではの特色です。ふぐせんべい、ふぐ茶漬けなどもお土産の定番アイテムとして知られています。

その他、岩国寿司、海産物など、北側は日本海、南側は瀬戸内海に面した山口県らしい意見が散見されました。Truck Heroesのインタビューでも趣味は釣りと語るドライバーさんが多く、海を身近に感じられるのは、やはり山口県の魅力ですね。

海沿いも山側も、山口県には絶景がたくさん!

運転中の絶景ビューや、走っていて気持ちいいスポットとして人気が高かったのは、下関市にある角島。白い砂浜と青い海がまさにフォトジェニックで、テレビCMやロケ地としてもたびたび登場しています。

そのほか、関門橋、光市から平生にかけての海沿いの道、国道191号の日本海側という声もあり、ドライバーの皆さんにとって運転中に海が見えてくるのは気持ちが良いようです。

また、「国道9号」「国道490号の高速」と、国道の番号を指定した回答が多いのは、それだけ皆さんが同じルートを繰り返し運転して、道に精通している顕れ。これまでインタビューに応じてくれたドライバーさんも国道188号や中国自動車道といった道をピンポイントでオススメしてくれました。

音楽やラジオで気分転換、業務後の洗車は重要なルーティーン

運転中のリフレッシュ方法として断トツで人気があったのは「音楽・ラジオを聴く」でした。特にラジオは道路情報も入手できるので、トラックドライバーだけでなく、運転する人には必須の情報源ですね。

休憩時に身体を動かす、パーキングエリア等で休息仮眠と安全運転のための心がけも目立ちます。運転業務後のお楽しみとして「洗車」という回答も多く、日々気持ちよく業務に臨めるように努めていることが窺える結果となりました。

(text by Yuka Shingai)