ずっと憧れていたドライバーに介護職から転身【株式会社グローバル 白石 優さん】

ートラックドライバーになったきっかけは?

白石 優さん(以下、白石):車の免許を取得したときからずっとトラックに憧れがありました。大型トラックにすれ違ったときは、「こんなに大きな車を動かしているのか、カッコいいな」とその迫力に圧倒されたことを覚えています。

ただ、その当時は介護の専門学校に通っていたので、卒業後はそのまま介護福祉士として、特別養護老人ホームや介護老人保健施設で働いていました。そこから3年ほど経った頃、「やっぱりどうしてもトラックに乗りたい!」という気持ちが募り、ドライバーの仕事を志しました。もちろんそのタイミングでは普通免許しか持っていなかったので、合宿で20日ほどかけて、大型免許とけん引免許を取得しました。

会社のHPやハローワークで求人を探していたときに、グローバルの㏋にたどり着き、㏋のトップページにもある赤いトラックに目が止まりました。とてもカッコよくて、ここで働きたい!と思って自分から会社に連絡をしました。

初めて、トラックを動かしたときは、少し不安もありましたが、乗ってみるとそこまで大きさを感じなくて。下りてみると「わあ、やっぱり大きい!」と、びっくりしましたが、運転そのものには抵抗なく、徐々になじんでいくことができました。そこから現在まで半年ほど勤めています。

ー日々の業務の内容と、やりがいについて教えてください。

白石:自動車の部品や、トイレットペーパーなど、日によって配送する製品が異なる場合もあるのですが、ほぼ毎日配送があるのが無印良品の冷蔵以外の食品です。日々、店舗に出向いていると、担当者の方とも顔見知りになり、「明日は配送の商品がたくさんあるからよろしくお願いいたします」など声をかけてもらえますし、顔なじみの方がいらっしゃると安心できますね。

無事に荷物を届けられたり、取引先の方に感謝してもらえることはもちろん嬉しいですし、全ての荷物を届け終えて、トラックが空になった瞬間は達成感でいっぱいになります。仕事が終わった後に、飲む炭酸飲料は疲れた体に染みわたります!

一方で、フォークリフトを使ったけん引は、まだまだこれから経験が必要だなと思っています。物が倒れてしまったり、事故に繋がってしまったりリスクも大きいので、一つ一つの作業を慎重に行っていく必要がありますし、回数を重ねて上達していきたいです。今は中型車がメインで、大型車両に乗る機会はまだ多くないのですが、今後は大型のトレーラーにも乗れたらなと思っています。

ー逆に、この仕事を始めてから分かった、ハードな面はありますか?

白石:実は、意外とないんですよね。ドライブもできるし、筋トレもできるし、運転が好きならいいことずくめじゃないかと思っています。介護の仕事をしていたので元々、体力はありましたが、その当時より筋肉がついたと思いますし、汗の出方も比にならないレベルですね。運転そのものも好きですし、G(重量加速度)をかけずにカーブを曲がれた時などは「うまくいったな」とちょっと嬉しくなります。

ー休日はどのようにリフレッシュしていますか?

白石:美味しいものを食べに行くか、最近は釣りが好きなので車で海まで行きますね。仕事が午後からの日には、朝早くに釣りをして、そこから仕事に行くこともありますよ。

ーこれから、トラックドライバーを目指す人にメッセージをお願いします。

グローバルに入社する前は、実はトラックドライバーって怖い人が多いのかなと勝手に想像していたのですが、全然そんなことはなくて、優しい方ばかりですし、社員同士も仲がよくてとても働きやすい職場です。

車が好き、ドライブが好き、1人で作業するのが好き…色んな人に向いている仕事ですし、とても魅力的な仕事なので、「やりたい」と思っている人はすぐに応募してほしいと思っています。

(text by Yuka Shingai)